由利支所

由利地域の生活支援体制整備事業について


本事業は、単身や夫婦のみの高齢者世帯、認知症の高齢者が増加する中、医療や介護のサービスのみならず、地域住民に身近な存在である市が中心となって、ボランティア、社会福祉法人、社会福祉協議会、地縁組織、介護サービス事業所、シルバー人材センター、老人クラブ、商工会、民生委員等の生活支援サービスを担う多様な事業主体と連携しながら、多様な日常生活上の支援体制の充実・強化及び高齢者の社会参加の推進を一体的に図っていくことを目的とし、「生活支援コーディネーターの配置」「協議体の設置」を通じて平成28年4月より実施されています。市全域(第1層)は市が担当し、由利地域などの日常生活圏域(第2層)は社会福祉協議会が市から委託を受け担当しています。

当支所は、本事業を中心とする地域福祉活動に由利“親切⇔感謝”活動 という愛称をつけ、また、由 利 の し あ わ せ “親切”と“感謝”でつながる 人と人をキャッチフレーズに由利協議体構成員会議で協議しながら地域の皆さまと力を合わせて取り組んでいます。

画像は今年3月9日に善隣館で9名が参加し開催された由利協議体構成員会議の様子です。最初にゲートキーパー養成講座を受講し、その後、由利地域の集落の福祉活動の現状や生活課題について意見交換を行いました。その中で、「新型コロナの影響でサロン活動や老人クラブの活動などができなくて困っている」「小中高生が少ないため世代間交流が難しい集落もある」「除雪で困っている人がいれば近隣住民が自主的に支援している地域がある」「ゲートキーパーの役割『気づき、傾聴、つなぎ、見守り』は住民同士の支え合いを基本とする地域福祉を進める上で大切な住民の役割だ」などの意見がだされました。


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