由利支所
由利地域社会福祉協議会会員のつどいを開催しました
2018.02.061月31日(水)、13時30分から15時45分まで善隣館にて由利地域では初となる標記つどいを開催しました。当日は民生委員、福祉団体の役員、ボランティアに取り組む住民など主催者を含め32名が参加。最初に社会福祉協議会の組織や事業を報告。それから、生活支援体制整備事業について説明し、その後、色付きのカードで参加者の考えを示す“見える化チャート”を利用し、地域課題や地域福祉活動への参加意識を共有しました。その上で、意見交換をしました。出された主な質問や意見は次のとおりです。
①ボランティア保険は複数の活動をしていればその活動ごとに加入しなければならないのですか。→〔回答〕社会福祉協議会のボランティア活動保険については一加入で複数の活動が保険の対象となります。なお、由利本荘市社会福祉協議会ではボランティアセンターに登録している方に対し保険料年間350円の内200円を助成しております。②高齢化率が高くなっている話を今回もききましたが、それを聞くたびに長生きしてしてはいけないのかと悲しくなってきます。元気に長生きしましょう、という呼びかけが必要だと感じています。③75歳以上の人にもっとこのつどいに参加してほしいと思います。そのためには極寒のこの時期の開催は避け、参加しやすい時期を検討してほしいです。→〔回答〕次年度以降の開催時期については検討します。ただし、春や秋などの過ごしやすい時期は畑が忙しかったり、他の行事が多くあったりと参加しにくい、ということもあると思います。そのため、由利地域全域を範囲とする当つどいだけでなく、集落や福祉団体等の行事に社会福祉協議会の役職員が出向き、より多くの方の声を伺う努力を引き続きしていきます。④地域のボランティア活動を活発にするには個人情報保護などで難しい点もありますが、活動費の助成や被服の支給なども必要だと思います。⑤地域福祉活動を進めるために、社会福祉協議会は理事や事務局だけでものごとを決めるのでなく、住民の生の声をもっと反映させるようにしてほしいと思います。→〔回答〕社会福祉協議会の事業計画や予算などのものごとの決め方は会長が案を理事会に提出し、そこで同意を得たものを評議員会で議決するという仕組みになっています。理事や評議員、そして事務局職員は日々の暮らしや業務の中で多くの住民の皆さんの声を聴いて、それを反映するようにしていますが、年度1回は会員である住民の皆さんに質問や意見を伺う公式の場が必要だと考え、当つどいを開催しました。そこで伺った意見等を理事や評議員、事務局職員が背負った上で社会福祉協議会のものごとを決めていき、地域福祉活動を実践し、また、介護サービス等を経営していきたいと考えています。⑥由利地域の評議員はどなたがなっておられるのでしょうか。→〔回答〕由利地区民生児童委員協議会会長と、選任時、由利まちづくり協議会会長でいらっしゃった方になっていただいております。
なお、当つどい終了後にいただいた感想は次のとおりです。①社会福祉協議会の活動を画像で説明してもらいわかりやすかったです。②できることは少ないかもしれませんができることがあれば地域の活動に参加してみたいと思いました。
〔画像は“見える化チャート”を利用し参加者の考えを共有している様子〕
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